インターネットで得た情報はどれほど「シェア・拡散」されているのか

SNS拡散

大学公式サイトリニューアルや、大学様向けの新しいオウンドメディア立ち上げ等のタイミングには、構築する新サイトの対象者やコンセプトに合わせて、独自に事前アンケートを実施することがあります。そこで得られるデータを設計に活かしたり、デザイン面の志向性を考慮したり、クライアントのご訪問時に共有するなど、幅広く活用しています。

たとえば、受験生を対象としたサイトを一つ立ち上げるとします。ターゲットとなる受験生がPCではなくスマホから閲覧する・・・という周知の事実から「モバイルファースト」で考えることは第一なのでしょうが、加えてSNSのシェアボタンを設置するとしたら、何をどこに置くべきか迷います。時流にのって、ただ流行っているからという理由で活用されない機能を搭載しても、見当違いであれば無駄になってしまいます。

そこで、弊社ではアンケート調査を活用します。受験生はどんな話題をどのSNSを使って共有するのかという基本的な行動パターン(=拡散の法則性)を知りたいと考えました。考えてみれば、一回りも二回りも若い受験生たちを、大人が勝手に「きっとこんな風じゃないかな」と推測してかかるのはリスキーではないでしょうか。アンケートで不確定要素を事前につぶし、事前調査の結果をもとにコンテンツを発信する切り口を変えたり、ターゲットとの接点をどこに確保するのかなど、迷わず決定させることができる方が得策です。

直近の例を挙げますと、高校生・専門学校生・大学生世代(関東在住、15~24歳)を対象としたアンケート調査で、「そもそも」のところを聞いてみました。冒頭で掲げた「あなたはインターネットで得た情報をSNS(facebook、twitter、LINE、instagramなど)で「シェア・拡散」したことがありますか?(n=1617)」の一問一答の質問です。実際どの程度シェアされるのか把握することが目的でしたが、すると「よくしている・したことがある」というポジティブな回答が全体の75%と高い数字となり、「シェア・拡散」することへの抵抗のなさを示す結果になりました。こちらが想像していたよりも、受験生はコンテンツをシェア・拡散しているようです。
そうとなれば、SNSボタンは何をどこに置くか、動線はどうするかなどアンケートで得られた情報をもとに検討するまでです。

ちなみにこのアンケートには続きがあり、ポジティブな回答をした人を抽出し、「誰かがシェア・拡散してきた情報に対して、どのようなリアクションをするのか」というような内容の質問もしてみました。

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フォローしている人、身近な相手からのシェアや拡散に対して、全体的な思考は「見る」方に向いており、さらに興味がある内容であれば、さらにシェアすることもあるようです。このアンケートでは、シェアするコンテンツの内容や、シェアしてきた相手との関わり方によって拡散の方向が異なるのかどうかも調査対象でしたが、コンテンツの内容に合わせてシェア・共有するSNSの種類まで変わることが分かり、興味深い結果を得られました。

どのようなサイトでも、「作っておわり」ではありません。大学様にとって、価値あるツール、見られるメディアとしてご活用いただくために効果測定を続け、蓄積されたノウハウを年間広報戦略にも活かしていくことが重要です。サイトを育て、さらに深化させていくために、これからも効果的なアンケート調査をマーケティングや事前調査等に積極的に取り入れていきたいと考えています。

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