「とりあえずスマホを触る」高校生たちにリーチする施策とは?

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 独立行政法人国立青少年教育振興機構が2016年5月にリリースした報告書「青少年の体験活動等に関する実態調査(平成26年度調査)」結果を拝見しました。

 こちらは青少年の体験活動等の現状把握を目的に行われている全国規模の調査です。対象は小学生、中学二年生、高校二年生とされており、質問内容は自然体験、生活体験、生活習慣などの実態や自立に関する意識調査などが中心なのですが、平成18年度より実施されているこの調査で、今回の平成 26 年度からは新たに「携帯電話・スマートフォンの利用状況」を問う項目が含まれたそうです。むしろ、これまで調査項目になかったことの方が意外なのですが、いよいよ行政も無視できないほどに、スマホや携帯が青少年の生活に密接なかかわりを持ってしまったという背景を物語っています。

 いまや高校生のスマホ所持率は99%を越えたとの調査結果もありますが、こちらの調査では95.5%の高校二年生がスマホ(あるいは携帯電話)を持っているという結果です。全国145の高校を対象にした5,319名分の回答ですから、実態に近いのではないでしょうか。いずれにしても、95.5%が高い割合であることには変わりありません。

 大学WEB広報で特に注目すべきは、やはり高校生の回答でしょう。緑のグラフ「一日の利用時間」を見ますと、全体の6割近くの高校二年生が少なくとも「2時間以上」はスマホや携帯を利用していることが分かります。そして、一番多い「3時間以上」と答えた人が36%もいました。(もちろん、少なからずスマホで勉強する時間も含まれているものと思いますが・・・)

 ここで気になるのが、黄色のグラフです。「特にすることがないときとりあえず携帯電話やスマートフォンを操作している」という質問に対し、なんと9割近くの高校二年生がYESと答えているのです。手持無沙汰を感じるとスマホや携帯を触ってしまうというのは少々寂しい結果でもあります。それまでその時間にやっていた物事があったはずなのに、取って代わられた形です。しかし「とりあえず」で触ることで、果たして、彼らの欲求は満たされているのかという疑問が残ります。

「とりあえず」の中身を知りたくはありませんか?このような調査結果を参考にしつつも、そこから物事を推測するだけではなく、もう一歩突っ込んだ内容を調べて分析することでより具体的にターゲットの実態が見えてきます。

 高校生の手には、すでにツールが握られているのですから、その時間を「一日の数時間も彼らと繋がれる状態にある」と置き換えて考えると、WEBをもっと活用してこのチャンスを活かさない手はありません。「一日に2時間未満~1時間」の割合も含めれば、実に83%以上の人と繋がれるチャンスが眠っています。では、どうしたらよいのか。彼らの目に留まるための施策は何か。そこで自社アンケート調査の必要性と、調査結果の上手な活用法が求められてきます。

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